最良の治療は予防
むし歯や歯周病などを予防するためには、病気の原因であるバイオフィルム(細菌の膜)を定期的に歯科医院でクリーニングする必要があります。
■患者さんの声(歯科専門誌より)
ブラッシングは「力を入れてゴシゴシと磨きさえすればむし歯にならない」という思い込みがありました。しかし歯並びが悪い箇所は磨けておらず、むし歯になってしまいました。しかも痛くなるまで歯医者さんに通わなかったため、「手遅れ」という経験をしてきました。また力を入れて磨いていたため、歯と歯ぐきを削ってしまっていたのです。
西日暮里歯科クリニックで診て頂くようになって、「予防」の大切さを教えていただきました。「目に見えるかたち」で説明してくれたのでとてもわかりやすく、歯に対する意識が180度変わりました。
これまでの歯科のかかり方、これからの歯科のかかり方
日本では、歯を削って詰めたり入れ歯を入れる治療が健康保険によって広くカバーされています。このため、予防的な治療は保険では取扱いにくく、予防に積極的な歯科医がなかなか増えない原因にもなっています。
治療中心の医療から、軸足を予防に移すことは世界の常識です。アメリカ等では歯の治療に500ドル・1000ドル支払うくらい歯に対する意識が違います。数ヶ月に一度、美容院や散髪に行くように健康管理のために通うのが、これからの歯科のかかり方だと言えるでしょう。