小児歯科Pediatric dentistry

シーラントDENTAL SEALANT

シーラントって?

奥歯のかみ合わせの面には、小さな溝があります。この溝は深く様々な形態をしています。この溝の中の歯垢の除去は困難で、歯ブラシだけでは不十分な場合もあります。そして歯垢がたまったままになるとむし歯になります。
シーラントとはその溝に歯を削らずにシーラント剤という歯科用の薬をつめて、歯垢の侵入を防ぎ清掃性をよくしてむし歯の予防や進行の抑制を行ないます。
小児や幼児のむし歯になる危険性が高い歯に適応します。
特に生えたての永久歯(6歳児臼歯、12歳児臼歯)に効果的です。
6歳児臼歯(第一大臼歯)は1番最初に生えてくる大人の歯です。

ダイアグノデントの「19」という数値でむし歯がないことがわかりますので、全く歯を削らないシーラントで充填できます。

フッ素

フッ素は、むし歯予防に関する様々な働きをしてくれます。
■酸の産生を抑制
歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。
■再石灰化の促進
歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。
■歯質強化
歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。
フッ素配合ハミガキ剤を継続的に使用して、むし歯を予防しましょう。
当院にてお買い求めいただけます。

ダイアグノデント(レーザー2台有)

ダイアグノデントは、見つけるのが困難な歯質変化を初期の段階で発見することができる優れた半導体レーザーです。
歯質変化の早期発見をすることで、無駄に歯を削ることなく、適切な予防処置がこれで初めて可能になるわけです。治療の質の向上だけではなく、患者様に本物の安心を提供できると考えています。
ダイアグノデントは全くの無痛です。

むし歯菌は親から感染する!?PEDIATRIC DENTISTRY

生まれたての赤ちゃんにはむし歯菌がいません。赤ちゃんにむし歯菌を移してしまうのはほぼ母親からだと言われます。同じ箸を使ったり、一度口に入れたものを食べさせたりすることで移してしまいます。

むし歯の無い、きれいな歯並びの子に育てるために、赤ちゃんに使う箸やスプーンは赤ちゃん用を用意しましょう。

むし歯菌感染イメージ

きれいな歯並びは幼少期が大事!PEDIATRIC DENTISTRY

乳歯から永久歯に生え変わるとき、一番最初に生えてくるのが中切歯で、次に奥から2番目の第一大臼歯が生えてきます。この歯は6歳前後で生えてくるので、「六歳臼歯」とも呼ばれています。食べ物を噛み切るのが中切歯だとすると、そしてそれを粉々にすりつぶすのが六歳臼歯です。六歳臼歯は咬み合わせのよしあしを左右する”舵取り”の役割も果たしています。
六歳臼歯がまっすぐ生えて、上下がきちんと咬み合っていれば、あとから生えてくる小臼歯や犬歯もまっすぐに生えてきれいに並ぶことができます。ところが、乳歯の段階でむし歯になって抜けてしまうと、その隙間を埋めるようにして隣の歯が動いてしまい、うまく咬み合わなくなります。
つまり、永久歯の歯並びは六歳臼歯次第といっても言い過ぎではありません。

よい咬み合わせを作るため、きれいな歯並びを作るためには、乳歯のときのむし歯を予防することと、六歳臼歯が生えてくる時期に一度、歯科医院で歯のチェックを受けるのがオススメです。

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