虫歯の進行状態は、初期虫歯（CO）から歯根だけになった虫歯（C４）まであります。
●初期虫歯（CO）
表面がごく浅く溶けた状態で、白く濁ったり、薄い茶色になったりします。
自覚症状がなく、見た目にはほとんどわかりません。
再石灰化を促進して、健康な歯に戻るように経過観察をします。
●エナメル質の虫歯（C1）
エナメル質に小さな黒ずんだ穴ができます。
自覚症状はないですが、歯科健診で発見することができます。
この段階で、治療できると良いです。
●象牙質まで進行した虫歯（C2)
虫歯が歯の内部まで進行した状態。
冷たい物でしみたり、痛みを感じたりします。
●神経まで進行した虫歯（C3）
虫歯が神経（歯髄）まで進行した状態。
表面の穴が大きくなくても、内部で炎症していることもあります。
炎症（歯髄炎）がおきて、激しい痛みがあります。
炎症が進行すると、神経（歯髄）は死んでしまします。
●歯根だけになった虫歯（C4）
歯茎から上の部分がほとんど無くなり、歯根だけ残った状態。
神経（歯髄）が死んでしまい、痛みを感じなくなります。
歯根の先に膿がたまると、治療は厳しくなります。
定期的な歯科健診を受けていれば、虫歯を早期発見でき、虫歯が
進行する前に治療することができます。
予防歯科や定期的な歯科健診で歯の健康を守りましょう！！